第35回九州電塾セミナーレポート

九州電塾10-05

5月15日今回も前回に引き続き、九州産業大学視聴覚教室をお借りしてのハンズオンセミナーを行いました。
まず、1部は近藤さんによるLightroom2を使用した、カラーチェッカーパスポートの説明です。
皆さんはカラーチェッカーパスポート使われていますか、マクベスが入って、プロファイルがつくれるソフト、グレーそしてLBフィルターのように使用できるチャート
これら全部入って、持ちやすいケースに納まっています。
僕はいつもカメラバックに忍ばせて使用しています。動画のときにも重宝します。
Lightroomを使用すれば、撮影して専用の書き出しコマンドで簡単に使用できます。
カメラRAWではDNG形式にしてからの運用になるので、できればLightroomからが便利です。
近藤さんは、DNGコンバータでされていましたが、DNGコンバータを使用して、ソフトでサポートされていないデジタルカメラを使用できて便利だと言っておられました。
僕は今まで使用していなかったのですが、今後はインストールしておこうと思いました。
その次にLightroom3の新機能について近藤さんが解説されました、今回読み込みダイアログが変更になり凄くわかりやすくなった事、
またノイズの処理が凄く向上しています、それと塾長がいつも言われる、隠し味のノイズにフィルムの様なノイズを加える機能が加わりました。
そしてテザーができるようになりました。今までは監視ホルダーを作って一手間かかりましたが、もうつないで撮影がすぐ行えます。
今はベータ版ですが、正式版にはさらに追加機能が加わるかもしれません、いつ発売になるのか凄く楽しみです。
2部は前回の続きで、河口がPhotoshopのレイヤーについて、ハンズオンセミナーを行いました。
まずレイヤーの説明です、レイヤーをWikipediaで調べると(画像をセル画のように重ねて使う事ができる機能)とあります。
つまり画像を層で重ねていきその画像一つ一つに透明度や描画モードを使用し、またマスクを使って部分を選択し画像を作成するツールです。
これはPhotoshop3.0から加わった機能で、これによってPhotoshopでの作業が大きく変わっていき、今までほとんど変わらずにきている非常に大事な機能です。
今回も、練習用の画像を事前に作っておき、皆さんが理解できるまでゆっくり行いました。
わからないときは九州電塾のメンバーが皆さんの後ろにつき手助けを行い進めていきました。
Photoshopを使用していて、機能が使えないとか、うまくいかないとき、ウインドウを確認しましょう、
作業を行いたいレイヤーを選択していますか?
ツールオプションの詳細設定は間違っていませんか?
選択範囲がおかしくありませんか?
うまく使用できないのはこれらを間違っているからです。
基本さえ理解できれば、どんなにバージョンが上がっても問題ありません。
レイヤーを使用しないのならPhotoshopではなく、LightroomなどのRAW現像ソフトで十分です。
最後にPhotgoshopCS5の新機能を駆け足で紹介して今月のセミナーを終了しました。
今回で2ヶ月間行ったPhotoshopの基礎は終了しました。皆さんどうでしたか、意見など、どしどしメールでお願いします。

















写真  佐口正章 河口清秀
レポート  河口清秀