九州電塾セミナーレポート

九州電塾07-04

2007.4.21



第一回九州電塾が4月21日九州産業大学の講義室をお借りして開催されました。今回は、九州電塾のメンバー柴田助教授にお願いしての開催です。
メンバーは9時から集まり初めての第一回セミナーを無事に終わらせるべく、何人の人が来られるのかとドキドキしながら準備を行ってきました。
10時開始時点で50名以上の方が集まり最初に事務局のスタジオサラの橘野さんからの挨拶で始まりました。


 午前中の部は、優しい電塾ということで、デジタルの入力に関して橘野さんから注意することや、自分の経験などを中心に話を行いました。





午後は受講者もスタッフ合わせて100名を越すなか、アスカネット大野さんを講師に迎えモニタの環境設定を中心の講義です、この講義内容については電塾本部のWEB上にてPDFで公開されているのでぜひダウンロードされてご覧になっていただきたいのですが、実際にガンマ設定を変えた場合の見え方の違いや、モニタの色温度と環境光を変えての見え方の違い等々、教室に複数のモニタを持ち込まれての講義となりました。モニタも液晶だけでなく古いCRTでのキャリブレーション等も行い、皆さんも熱心に聞き入り質疑応答も多く有意義な初回の講義となりました。



その中で大野さんからモニタが正しく調整されている状態、
モニタγ(ガンマ)カーブ
 画像のコントラストが正確に見えること
・グレーバランス
 無彩色部分に色が付いていないこと
・白色点
 使用している光源、または紙白に近いこと
・輝度
 モニタ輝度と紙の照度が合っていること
これを理解して運用することにより、デジタル処理において不安がらず、自信を持って自分の画像を処理することができるということが非常に皆さんが喜んでいたことだと思いました。
大野さんも午前中からセッティングを行ったのですが、時間がなかなかとれなく昼食抜きでの4時間にわたり講義をしていただきました、途中の休憩時間の間も皆さんから熱心な質問などがあったようで途中休憩もなかなかゆっくり休めずありがとうございました。
文:河口 清秀 / 写真:河口 清秀,椎原 一久