第81〜84回九州電塾セミナーレポート

九州電塾15-01-04

2015年1月〜4月九州電塾セミナー

2015年1月から4月4ヶ月間のレポートです。

1月は荒川さんによるLEDバルブを使った手作りLED照明の披露がありました。LEDはほとんどの生産を中国でしているらしくまだ安定してないのが現状ですが、荒川さんはLEDバルブという車のヘッドライトなどで使用される高輝度LEDを使用し、それをボウルのようなステンレスケースに仕込んで工夫されていました。すごく明るい、いろいろ工夫をすれば面白いものを作れそうです。次に僕がTimeLapseでパンダウンやパン・ズームなどが簡単にソフトウエアー上で行えるソフトの紹介を行いました。これパンダウンしてもデータのExifデータをもとにパンダウンやパンなどをするので違和感なく画像内を動かすことができます。次にデータのバックアップともしもの備えのソフトとやり方を皆さんに披露しました。僕は今までに2回悲惨な目にあっていますので今は、そのためのソフトを入れて常に備えています。もう使わないかもしれませんが、使わないのが一番だと思っています。「備えあれば憂いなし」。最後に倉地さんが新製品のバッテリーストロボを披露してくださいました。今のロケはデジタルになってクリップオン使用が増えてますが、モノブロックタイプのストロボが安くなりバッテリーで動くやすいものが出てきました。便利になりました。2月は荒川さんが今はやりのクリップオンストロボをハイスピードシンクロさせるためのYONGNUOのYN-622の操作や効果など実機を持ち込んで方法を話してもらいました。これを使えばCanonやNIKONのストロボをワイヤレスTTLで操作できるんです。純正と比べるとすごく安いですよね、純正が高すぎるのか、これを使えばモノブロックのハイスピードシンクロもできるなんてすごすぎます。それからPanasonicの4Kカメラを使って静止画を切り出し決定的瞬間を後から取り出せることを鳥の羽ばたきの画像を使って見せてくれました。4Kは800万画素あるのでA4ぐらいのデータだと1秒間に30枚シャッターを切れるのです。2020年のオリンピックは8Kでの切り出しが当たり前になってるかもしれませんね、スポーツカメラマンも大変です。最後に僕が発表になったCanon5Dsのような大きな画像をKissで作って皆さんに見ていただいたんですが、画像はすごいのが作れますが、お金があったらやはり1枚でできる方がいいですよね。
3月は佐口支部長はGigaPanを使用した高精彩画像の作成、僕がVR雲台を使用した高解像度360度パノラマVRをお見せしました。佐口支部長はNEX5Tで200mmレンズを使用して帯を撮影するところから作成まで実際にみなさんにお見せすることができました。今Canonもプリントサービスで画像タイリングによる撮影のサービスを行っていますが、画像は複写であまり離れてはいないんですがAutopano Gigaを使用すれば綺麗につながります。手間はかかりますが、自動ヘッドで撮影は簡単です。次に僕がVR雲台ノーダルニンジャを使用した360度VR画像をお見せしました。みなさんは去年NIKON D810が発売になった時NIKONのサイトで高解像度360度VRのページが作られたのですが、見られましたか。それと同じような画像をKissと40mmパンケーキレンズを使用して168枚の画像使用して作り上げました。撮影は大変でしたがこれもAutopano Gigaを使用すれば簡単に作れてハイレゾルーションのWEBようデータを作成できます。
4月は新しい企画で「お悩みデータ持ってキンシャイ」を午前中に行いましたが告知が遅かったのでみなさんご迷惑をおかけしました。3名参加されましたのでみんなでいろいろ話していきました。午後は僕がPhotoshopのプラグインの話をさせてもらいました。これらのプラグインはLightroom上からも使用できるので、うまく使えばPhotoshopの出番はなくなります。次に佐口支部長がCanon-WFT-E4と580EXIIを使用したワイヤレスでの画像取り込みを見せてもらいました。WFT-E4は最近までは使えなっかたそうですが、バージョンが上がりまた使用できるようになったそうで、無線はうまく行くときはすんなり行きますが、だめだと頭が痛くなるくらい設定が面倒です。CamRangerは本当によくできてると思います。それと新製品のEyefi Mobi Proもよくできてますよね、もっと発達すれば連結撮影はテザーではなくなりますよね、最後に倉地社長がProPhotoのB1とD1を持ってこられてBeautyDishのヘッドアダプターを見せていただきましたが、荒川さんに人間スタンドになってもらってテスト撮影しましたが、自由度が高くて佐口さんの無線取り込みと併用すればコードがなく撮影して画像がPCで確認できるこんな夢の世界が出来上がります。これでコードに足が引っかかることもないわけです。すごいですね。
写真 佐口・河口 文 河口