第62回九州電塾セミナーレポート

九州電塾13-01

2013年最初の電塾、今回も九州産業大学の講義室をお借りしてのセミナーです。
今回は、初めてビデオによるセミナーです。
内容は、去年12月に行われた全国大会の電塾問者と斎賀先生の動画のワークフローの講義、2本をみていただきました。全国大会のビデオ収録が鹿野さん始め皆さんの協力で映像も音声も綺麗で、内容も素晴らしいので、是非九州の塾生の方にも見て欲しいのでビデオ視聴という事を行いました。もう一つ電塾メンバーによるワークフローも非常に勉強になるないようでしたが、これまで視聴すると、軽く4時間オーバーになってしまい断念しました。デジタル問者では、撮影から画像処理・納品・著作権まで色々な内容の質問に全員で答えて行くものでしたが玉内さんの司会も絶妙で、すごく面白い内容でした。この辺詳しくは本部のセミナー報告をご覧ください。また斎賀先生の動画の内容もわかりやすく実例を見ながらのセミナーで、勉強になりました。実は僕も東京から日曜日に帰って次の月曜日に、シネマEOS C300を使用してのCM撮影が有ったので、懇親会で先生に質問していろいろ教えていただき仕事にいかせました。斎賀先生も言われていたのですが、動画の撮影では7Dや5DMarkIIIに比べてC300はやはり使いやすい。ファインダーや音声の入力環境、画像の出力などブラックマジックやビューファインダーも必要なく撮影に便利になっています。でも斎賀先生が言われたようにCANON LOGの表示はなれないと少し不安でしたが、オシロスコープもついているので表示を確認しながらの作業はスムーズでした。でもピントのチェックが問題で、5倍までしか拡大できないんです。ピントが甘くてテークを重ねたカットが出てしまいました。斎賀先生もCANONには要望を出しているということなので、改良されるとは思いますがこれが問題でした。
ちょうど福岡で「Side by Side フィルムからデジタルシネマへ」の上映が始まり。次の日曜日に見に行ったのですが、ハリウッドのフィルムからデジタルへの以降も、僕たちスチルカメラマンが通って来た道と同じだったので興味深い内容でした。そしてCanonから5D MarkIIが発売になり、映画を学ぶ学生がこぞって使い始めた下りは今の日本の現状を見ても納得の行くものでした。この映画今週金曜日までしかありません。興味がある方は是非見てください、面白いと思います。最後に的場さんから新しいバッテリー式ノモノブロックストロボの紹介がありました。スタンドやアンブレラトップアーム、キャリングケースセットで10万円だそうです。安くなりました。今回も少し時間が押してしまい5時ごろの終了でした。皆さんお疲れさまでした。



レポート 写真 河口清秀